ヘイセイラヴァーズ

本、舞台、映画、歌、短編小説、エッセイ、アイドル、宝塚歌劇、など、、、☺

髙木雄也(Hey!Say!JUMPライブDVD『DEAR.』感想⑧)

 私のヘイセイジャンプに関する永遠の相棒なんといってもまなちゃん(妹)。もはやヘイセイジャンプのファンなのかまなちゃん(妹)のファンなのかわからない。とにかくまなちゃん(妹)に笑ってもらいたいので、そのためについに髙木の登場。

 彼女は言った。「今私の頭の中は十割髙木でできてる」と。ヘイセイジャンプの話題ならこれまで生きてきて一番気が合っている私たちだけど、さすがにそれは共感できなかった。十割ヘイセイジャンプならわかるけど(それもどうかとは思うけど)、十割髙木って。ちょっとどうかしてるし母には口が裂けても言えない。

 私自身は髙木に対して「おお、でかいな」という感想しか抱いたことがない。何をしていても「おお、でかいな」と思う。踊ってても笑っててもしゃべってても、「おお、でかいな」と、これだけ。それ以上でもそれ以下でもない。

 だから髙木の魅力に関してはまなちゃん(妹)の口から語られていることしかわからない。例えばピュアなところ。親近感があるところ、意識がもーろーとしているところ、どっしりしているところ。「アーユーレディ?」も「感じさせてくれよ」もものすごくセクシーなはずなのになぜかふふっと笑ってしまうもったり感があるところ。なんか食ってんのかなくらい口をもぐもぐさせている時があるけどそこもかわいくて良いらしいし、眠いんかっていうくらい目が開いていないときがあるけどそこも愛しいらしい。

 彼女は言った。「彼は本来の私のタイプの男の子ではない」と。それも共感できなかった。なぜなら私は知っているから。彼女のタイプが一貫していることを。彼女は家族との関係が密な男の子が好きだ。家族に大切にされ、家族に対して絶対的信頼がある人独特ののんきさとおおらかさがある男の子が、常に彼女をここまで駆り立てる。

 なにはともあれ、「自分よりも年上なのが功を奏している」と語って髙木をゆーやさんと呼ぶ彼女が輝いていて、私もとてもうれしい。当たり前のように髙木の子どもを四人生んだていで話してくる彼女が楽しそうで、私も本当に楽しい。

 私は彼女が髙木のような人に出会って付き合って幸せに生きていくことを本当に願ってる。いやむしろ髙木と出会って子どもをお風呂に入れまくる日々がくることを本気で願ってる。そのためなら私はなんでもするだろう。一度しかチャンスのないライブで「髙木雄也」とうちわを持つうちの「髙木」部分を持つ担当をすることさえかまわない。どうせ誰のうちわを持つかその時までにも決められていないだろうし。

 ねえまなちゃん?私たち、必ず幸せになろうね。

 アーユーレディ?髙木が笑った。